こんにちは.最近は学校の課題や事務手続きやらインターンどうしようかやらで非常に忙しいです.それに加えてSecHack365に参加することとなりこれはうれしい悲鳴ですがさらに忙しいです.(嬉しい) さて今回はSoftEtherについてです.学生などにはあまり馴染みがなさげなソフトですが,僕は研究でこのソフトに非常にお世話になっております.このソフトウェアはとてもすごいんですが,マネージャーソフトがwindows用しかなくてCUIベースの操作が大変なのでWebベースのマネージャーを作ろうと思い立ちました.そこでまずGo言語でAPIのラッパーを作成しました.

# SoftEther VPN

SoftEther VPNは登大遊さんによって開発され,現在筑波大学の研究プロジェクトとしてApache License 2.0で運営されているソフトウェアVPNです.有償版としてソフトイーサ株式会社よりPacketiX VPN 4.0が提供されています.詳しくは公式サイトをご覧ください.

# API

SoftEther VPN Serverには2019年7月7日にリリースされたバージョンから組込のWebマネージャーとJSON-RPC APIが実装されています.しかし,Webマネージャーよりも柔軟にサーバーを管理したかったのでAPIを使用することにしました.しかし,僕の使用したいGo言語は公式のサポートがないので今回は自作することにしました. MITライセンスで公開しているので是非使ってみてください. リポジトリはこちら.terassyi/go-softether-api

# 使い方

基本的使用法は公式ドキュメントを参照してください. 以下がテストメソッドをコールするサンプルコードです.

package main
import (
	"fmt"
	softether "github.com/terassyi/go-softether-api"
	"github.com/terassyi/go-softether-api/methods"
)
func main() {
	api := softether.New("localhost", 443, "default", "password")
	method := methods.NewTest()
	res, err := api.Call(method)
	if err != nil {
		panic(err)
	}
	fmt.Println(res)
}
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まずは以下のようにインポートしてください.

softether "github.com/terassyi/go-softether-api"
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次に接続するサーバーのアドレスとVPNハブの名前,パスワードを入力してVPNサーバーに接続します.

api := softether.New("localhost", 443, "default", "password")
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サンプルなのでlocalに接続しています.この時,実際に接続されるurlはhttps://localhost/api/となります.この時,証明書を無視してhttpsのリクエストを送るように設定しています.ですので,インターネット経由でリクエストを送信するのは避けましょう. その後,コールしたいメソッドのインスタンスを作成してapi.Call()でAPIをコールします. 定義されているメソッドは/methodsにあります.現在全てのメソッドはサポートしていません.僕の必要に応じて実装します.また,各メソッドの実体はpkg.Methodインターフェースを実装しているのでいい感じにCall()で呼び出せます. レスポンスに関してはmap[string]interface{}で取り出してるので時間があればこちらも整備します.

# まとめ

SoftEther VPNは非常に便利なソフトです.OSSなので遊んでみるのもいかがでしょうか.